トルコの風景 NO.9 ― 2007年01月24日 10:59

ハギヤ・ソフィヤ
直径30m高さ54mのドームを中心に聳え立つビザンチン建築の大聖堂。ローマ帝国時代にキリスト教会として立てられたが、第4次十字軍やオスマントイルコ軍によって、略奪征服された歴史の中で、モスクとなった。ビザンチン美術の傑作といわれる、モザイク画の数々も500年もの間、漆喰で塗りつぶされていた。 ハギアソフィアのモザイク画に使用されているのは、金箔のガラスキューブ。広大なドームの天井や壁に惜しみなく使われている金モザイクは、キューブにして一億五千万個およそ一トンのガラスが使われたと見積もられる。 現在では、モザイク画も復元修復され「キリストを抱いた聖母マリア」「大天使ガブリエル」など、世界的な傑作を有する博物館として一般に公開されている。その繊細さとスケールは圧巻でした~!
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。